飴玉
屋敷は門で囲まれているので、そういう飼い方は、紐で縛って飼うよりも遥かに良いのだが、困った事があるものだ。
今朝の事、私はその家の庭にいた。
すると、門の外を自転車に乗ってやって来た60歳過ぎのおばさんが、自分の口の中から何か取り出して、サモエドに投げた。
飴玉だった。
サモエドは喜んで飛んで行き、敷いてある砂利と同じくらいの大きさの飴玉を口の中に入れた。
あっけにとられていた私が「飴やるの~!」と叫んだ時には、自転車おばさんの姿はもうなかった。 ( 早~)
最近では、大きなおにぎりやせんべいが外から投げ込まれているようだ。
人気者の辛さとでも言えばよいのだろうか?
拝観料のつもりなのだろうか?