口パク人間
調律は年に一度はしないと音が狂うので、弾きづらくなる。
いつも来るおじさんは、国立音大の調律科卒業の真面目な人だったけれど、
今日は、若い人が来ていた。若いといっても、40代後半と聞いた。
1時間半係って、作業が終わると、この人は自分でピアノを弾き始めた。
こういう調律士がいる事を、親戚のおばちゃんから聞いた事があったけれど、
この人もなかなかやめないのだ。
でも、いつものおじさんの趣味の話を聞かされるよりも、
数段、友人は良いと言う。
なぜなら、このおじさんの趣味は尺八だから、話がわからないそうだ。
どちらにしても、なぜ、人の家で、自己顕示をするのだろうか?
もっと、さらっとできないのだろうか。
自分を理解して欲しいと言う甘えも、そこにはあるのだろう!
友人は、調律の時期がドンドン、嫌いになっている。
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