ブログトップ

海の上のピアニスト

sea1900.exblog.jp

力を入れすぎないblog  それなりに暮す毎日

2005年 09月 08日 ( 4 )

by sea1900 | 2005-09-08 22:31 | 自然



d0063550_18542034.jpg

この《竹取物語》は昨日の出来事で、なかなか考えさせられる物語だ。

隣の家のおじいさんが2階にも届く程に伸びた自分の家の竹を、
よくTVショッピングで宣伝している伸びるはさみで切っていた。

このおじいさんの50歳位の長男が最近、入院したので
「どんな具合ですか?」と尋ねると、
内臓でも悪くなったのだと思っていたのにそうではなかった。

早く言えば、普段から精神分裂症で、最もこの名称はすでに古くて、
現在では総合失調症と言うんだけれど、それがひどくなって入院したのだった。

前にも書いた様に、私の回りにはこの病気のい人が何人かいるので、
そんなにビックリしないのだけれど、このおじいさんの話は
おかしかった。おかしいと言えるのは自分が正常だから判断できるわけで、
本人はおかしい事をしているとは思っていないのだ。

25歳位から引きこもって変になり、最近では近くの自販機で
ジュースを買っては飲んでいる姿を何度も目撃していた。
挨拶もすでにできなかったし、眼も焦点が定まらない状態だった。


入院歴はすでに20回で、今回は退院後には施設に入ると言う事だった。
大人しいだけだと思っていたら、どうしてどうして、活躍君なのだ。


空巣のように留守の家に上がり込み、家の中を散らかしたと言うのだ。
いつもは散らかし専門だったのに、
ごく最近では、自転車で40KM位コイで留守のお寺に上がりこんだ。
そして、風呂に入り、ラーメンを作って食べて、晩酌をしていたところに
お寺の家族が帰ってきて、騒ぎになったそうだ。

風呂に入るところもなんだか呉面白いけれど、
ラーメンを作れたんだ!と思った。

それで、おじいさんは嫁に行ってる娘と話しをして施設に
入れたのだけれど、此処は、最長2年で、その後はまた
探さなければ成らない。
現在の日本では精神病の患者がいっぱいで、
入院待ちの人が多くいるそうだ。


おじいさんは現在年金暮らしで、息子の施設には月に75000円もかかり、
生活保護も土地を所有しているので、受けられない。
完全なる自己負担なのだ。

国民年金は息子の分を払えなかったので、
国民年金の方の障害者年金が出ないのだ。

しかし、年老いたおじいさんが直る事のない精神病の息子の世話をするのは
心身共に、また経済的にも無理な事だろう。

役所というのは、何事にも線を引きたがり、その線で状態を決めて、
振り分ける作業を大得意としている。
しかし、その線に引っかかったが故に、理屈の合わない結果を招いている。
こんな事は他にもたくさんあるけれど、
結局は国の責任でもあるのだ!



そして、おじいさんは竹を切っても何も出ない事を知りながらも
ひたすら切っていた。
そして、ため息がアスファルトの駐車場に漏れていた。



→福祉の充実は切実な問題だと思う方は、クリックお願いします。
[PR]
by sea1900 | 2005-09-08 18:47 | 人間


d0063550_163539.jpg
私の仕事には国のある部署が関係している。
それで、今朝は東京のその事務関係に問い合わせをした所、
いつも感じる嫌な予感が大当たりして、不愉快な言い方の返事を
もらう事になった。
不愉快と思うのは、私の勝手かもしれないが、タカピーな態度が想像できて、
「あんた、何様のつもり!と一度は言って見たい衝動にかられるものだ。
 リストラもなく定年までは、馴れ合いで生きていける職場というのは、
この街の市役所もそうだが、感じの良い人もいるにはいるが、
簡単な仕事を時間だけかけて、よっこらしょと思いお尻をやっと挙げて
応対している。
 一階の住民課はまだ普通の応対だが、2階にいくと、凄まじく感じが悪くて、
威張っている。男も女も、特におばちゃんが!
<何だか、ナチスの女兵士のようだ!>と思って、昔見たナチスを描いた
R指定の「白い凄惨」なんかを思い出して、可笑しくて口を押さえた事があった。


知人の友人が隣町の市役所に就職した時には、
一生懸命にやってくる市民の皆様に、丁寧に応対していたら、
上司に呼ばれて、「愛想を振りまくな!もっと淡々と仕事をしろ!」
と注意されたと言う。
その課のカラーに染まらなければ、その職場で仕事が続けられないという
実態があり、彼は温かい心をあさっての方向に、
投げ飛ばさなければ成らなくなった。

勿論、この上司が可笑しいのだが、実際には逆らえば職場を追われる事にも
成りかねない。作られたゆがんだ人生の始まりでもある。

私は昔、県庁でアルバイトした事があったが、
市役所よりも感じはよいのだが、
とにかく驚いたのは、朝の出勤時間だった。


後はアルバイトの女性が5人だけだった。
残りの28人は遅れて少しずつ席に着くのだ。
普通の会社なら、例え遠方からの出勤だとしても始業時間には、
席についている物だ。
ところが、ここでは始業時間よりも駅に付く時間を優先できるという
不思議な世界なのだ。

駅に8:50に着いて歩いて来るから席に着くのが9:15頃だったり、
人によっては9:40頃だったりで、
これでは何の為のタイムカードなんだろうか?
と思うと、タイムカードと言う物がない。
使わないのだ。
数少ないおばさんの職員は、市内にある安くて上手いパン屋の、
アンドーナツが焼きあがる時間になると、こっそりと抜け出して、
自転車でお出かけしたり(勿論、休み時間ではなくて)
勤務時間をフル活用する事には余念が無い。
歳の功をこう活用されるとひどい物だ。

この話は私が体験した昔の事なんだけれど、2年前に友人が、
なんと同じ事務所で2年間アルバイトしたのだけれど、
私が体験した事が繰返されていた。
ここだけは、時間のない世界なのだ。
顔のしわだけが増えて、おばさんはまだアンドーナツに未練たらたらだった。


こんな事が許される公務員は、一体どれだけの仕事をこなしているのだろうか?

そんな事には触れずに自分も公務員になって、楽をすれば安泰だったのか?
そんな風には、勿論考えた事はないけれど・・・・・・



→いい仕事をしたい方はクリックお願いします。






 
[PR]
by sea1900 | 2005-09-08 16:25 | 現在
大きくて、食べた気のする巨峰は、
坂のある畑で生まれる。   
d0063550_1595611.jpg
    

産まれて少しすると、
紙の袋で実をかくし、しばしの間、
蝶になる日を待ちわびるさなぎのように、
じっと静かな日を送る。

何日も何日もまちわびる。



生きている細胞は、何よりもみずみずしく、
口の中に広がる。
はじける甘さが、私がこの地で暮らす事を祝福して沁み込んでくる。
この快感を誰も止められない秋の日。

遠くからカラスが同じ黒光りで、見つめている。」






→果物の甘さは美味しいと思う方は、クリックお願いします。
[PR]
by sea1900 | 2005-09-08 02:00 | 食べる