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海の上のピアニスト

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力を入れすぎないblog  それなりに暮す毎日

2005年 06月 19日 ( 2 )



d0063550_2343123.jpg 『ナチによって母と生き別れになった少年カレルが、アメリカ兵のラルフの手で拾われる。カレルは、その悲惨な境遇から自閉症になっていた。だが、ラルフの思いやりある態度は、次第にカレルを変えていった……。戦争孤児がGIによって明るく生まれ変わるさまを描いたヒューマン・ドラマ。 』

1947年の作品で、1948年にはGI役のモンゴメリー・クリフトが主演男優賞を取っている。
彼は、美形で、心優しいGI役がよく似合っていたが、やはり、心の残るのは、母子だった。

私は、これを、十代の時に、日曜映画劇場で観た。
映画への感動を覚えた、最初の作品だった。それで、忘れられないのである。
昔は、ビデオさえなかったので、映画館orTVの映画放送が楽しみだった。

日曜洋画劇場は、淀川長治さんが解説をしていた。
最後にいつも、「さよなら、さよなら。」と手を振る姿が良かった。
温かい人柄と映画をこよなく愛する人だった。
それから、何年かして、段々と淀川さんが、小さく可愛らしく見えてきた。
今にして思えば、この時は随分と御歳を召されていたのだと思う。

映画も素晴らしかったが、淀川さんに出会ったこの時から、私の映画趣味が始まったのだ。
結構、古いのだ。映画との出会いがなかったら、今よりも、成長していなかっただろう。

過去に、海のきれいな、この国に住みたい!国内でも、この島に住みたい!と思った事が有ったが、やっぱり、映画やビデオを自由に観られないかと思ったら、海への思いは一番では無くなってしまった。

心に沁み込む映画を観ていると、出会えたことだけでも、幸せなのだ。

『山河遥かなり』 これは、私の此れまでの時間の事でもあると思う。
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by sea1900 | 2005-06-19 17:23 | 映画
《1961年8月、ベルリン。一夜にして東西ドイツが分断されてしまう。西側への人々の流出を阻止するため東ドイツは東西ベルリンの境界線に壁を作ることを決定し、有刺鉄線を張り巡らし銃を持った兵士を監視に当たらせたのだ。これにより、それまで比較的行き来が容易だったために運悪くその時東西ベルリンに別々にいた愛する家族や恋人までもが引き裂かれることとなった。西ベルリンにいたハリー、マチス、フリッツィらは、東側に残してきてしまった大切な人を救い出すためにトンネルの建設を計画するのだった……。》


まだ、壁のあった頃のドイツを知っていると言う知人に、今日はこの映画の事を書きたい。

私はドイツに行った事がない。映画を通して知ったドイツがほとんどだ。

まず、壁があっという間に出来上がる。この壁をバスに乗って、突破したり、ひたすら、よじ登ったりと人は考え実行した。
トンネルを掘って、東から西に人々が逃げる計画を立てる。陸上がダメならば、地下を使って、脱出するのだ。その間には、様々な人間模様が見える。
 、トンネルを掘る事は、簡単な事ではない。やっぱり、専門家が必要になる。建築家や、建設関係者、土関係の学者等など・・・
 何処かに必ず、いるものだ!
掘った土の処分も問題になる。解らないように捨てなければ成らない。
はらはら、ドキドキしながら、食い入ってしまう作品なのだ。



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最近の、『世界仰天ニュース』  で、砂漠に監禁された一家が、15年後にやはり、地下トンネルを掘って、脱出に成功した事を放送したが、再現シーンはすごかった。
『生きる』という事は人を前向きにするのだ。

『トンネル』の最後に流れるテロップがすばらしい!

このトンネルを掘って、東から西に脱出出来た人の数が多いのに、まずびっくりした。
掘られたトンネルの数にも只、びっくりした。
ハッピーエンドで、素晴らしい映画だった。後世に残さなければいけない映画でも在る。

人間は逆境に成ればなるほど、生きる事への意欲が増すのだ。
生きることは素晴らしい!と本気で思わせてくれた、本当にすばらしい作品であった。

まだ、観ていなければ、是非観て頂きたい。
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by sea1900 | 2005-06-19 16:12 | 映画