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海の上のピアニスト

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力を入れすぎないblog  それなりに暮す毎日

風が迎えに来るから

 どうしてブログの更新が途絶えてきたのかというと、このブログと私との関係を知る人が多くなってしまい、どうしても差し支えが生じてきてしまったからです。

キーで表せる事の限界を感じてしまったって言うのか?・・・そんなところです。


ひととようが、
「かわりたいよう・・犬になりたいよう・・」と犬の遠吠えのように歌っているけれど、
正に今私はそんな気持ち。


寒い風が吹いて、寒い冬の日なのに、
その犬はもう動けないのです。

5日前から友人の大型犬を預かっています。
私の方が時間の融通がつくので、癌末期のこの犬の世話に時間がかけられるからです。

ずうっと元気だったのに、首に大きなしこりができ始め、急に具合が悪くなり、案の定リンパ腺の癌でした。
手術なんて無理だし、抗がん剤治療を始めたのは良いけれど、副作用が大きくて、どうせ行く末が同じならばどちらが良かったのか解りません。

けれど、ほんの少しの時間でも地上で暮らせる事を友人は望み、
頭の中では『安楽死』を認めながらも、犬のかわいい顔を見ると、『延命』にかけたのです。


暖かい部屋の中よりも、
生きている空気の中が気持ちよいらしくて、
今はもう
風が迎えに来る事だけを、
動かない大きなびきょうでおぼろげながら感じています。

意識がどんどん遠のいているのが良くわかります。


サーフィンじゃあないけれど、
自分がどの風に乗るのかを、最後の力でさりげなく感じているのだと信じます。
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by sea1900 | 2008-01-17 17:19 | 現在