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海の上のピアニスト

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『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』

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昨日は厚生年金会館でミュージカル『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』を観た。

ヘッドヘッドのファンは見かけなかったけれど、オープニングは総立ちとなった。

身長179cmの山本耕史君が10㎝以上のヒールのブーツを履いて、飛んだり歌ったりするのだけれど、映画のジョン・キャメロン・ミッチェルとどうしても比較してしまった。
ヤマコーは体育系のヘドウィグを演じただけに過ぎない。


ジョン・キャメロン・ミッチェルの魂から発するような歌声は、一つ一つの言葉の意味を超越している面白さがあるが、ヤマコー(山本耕史)の歌は単なる声で、心の奥までは届かない。
「う~~~ん!」と、私は頭を下げた。

歌が上手いとか下手と言う前に、人の心の機微を何処まで理解出来ているのだろうかと思う。

全部の曲が英語だけれど、全く同じようにしか聞こえない。
ヤマコーの声は、ついでに言えば、語尾が割れてしまうのでドラムのリズムに消されかねない。声がかすれ気味で、中村中ちゃんの声が救い舟を出していた。


ヘドウィグを篠井英介(ささいえいすけ)が演じたとすると、もっと妖艶さが生まれただろうし、
演出にもっと山があれば、観客と舞台とが上手く溶け合えたと思う。

人の心の機微やそれを包む状況を把握出来る能力のある演出家や、
俳優はいないのだろうか?

今日は辛口にて失礼。。。。。。







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by sea1900 | 2007-04-08 23:39 | いい女