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海の上のピアニスト

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力を入れすぎないblog  それなりに暮す毎日

京急線に乗って

今日の午後、私は京急線の電車の中にいた。
定員の半分位の人が座っている電車内に、杖を突いた男性が入って来た時、何だか私はぼんやりとしていた。
すると、座っていた中年の男性や女性が動き出して、その人を椅子に座らせていた。

自分が率先して動かなかった事に恥ずかしさがこみ上げてきたものだった。

そして、盲人の男性(40歳位)は、バッグと一緒に持っていた白い紙の束を指でなぞり、そのスピードの速さが私を釘付けにしたのだった。
よく観ると、点字がびっしりと打ち込んであって、一行を2秒位で読んでいる。

指が眼になり、脳に成っている事に今更ながら驚いた。

と同時に、知人女性の娘が弱視の為に盲学校に通っている事を思い出した。
昔、どこかに書いていたと思うけれど、1歳半で癌になり子供病院に3ヶ月入院したり、その他の手術が続いたりと、健康体な子供からは想像も付かない身体なのだ。もう、中学生になっているはず。

しかし、その親は子供病院に入院していた時に、生まれ付きベッドから起きる事の出来ない重症の子供を見て、自分の子供はまだ恵まれていると思い感謝したと言う。

自分よりも更に不憫な人を見て、自己満足出来たという事は良くある事だと思う。

シングルマザーが知能の優れた子供を持ちたいと思い、過度の理想を持ってしまうよりも人間的だと言えるだろう。


知能とか学歴だとか、人の外見に捕らわれていると、本当の安らぎは得られないだろう。
予期せぬ出来事に対処できてこそ、人間らしいと思うのだ。





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by sea1900 | 2007-02-03 23:28 | 人間