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海の上のピアニスト

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TVドラマ『14才の母』

日本TVで始まったドラマ『14才の母』の総集編を昨日のPM.2時55分から2時間に渡り観賞した。
何かと物議をかもし出した『女王の教室』で、真摯な演技で魅了させてくれた志田未来ちゃんが、今度は14才の母になる(?)という内容のドラマだ。
実はドラマが始まって、私は<如何して14才の母親を誕生させるドラマなんか作ったんだろう!>と思い、見ていなかった。
しかし、心のどこかにドラマへの興味があったので、今日の総集編を見る事にしたのだった。志田未来の演技を見てみたいと言う気持ちも強かった。

これが、『18才の母』ならば、納得も出来よう。
しかし、中学生となると、母親に成るには、精神的にも肉体的にも早すぎて、その事に意味があるのかさえ、問われるだろう。

大人ならば、あくまでも<ドラマの世界>と割り切る事も出来るが、もしも、志田未来演じるミキと同じ年頃の中学生が見ると、現実とドラマの世界の区別が付かなくなり易い。
例えば、私の元同級生の中学の先生が、朝の読書タイムに、アダルト系の漫画本を隠し読みしていた2年生の女子から本を取り上げると、女子からはこんな言葉が投げつけられたそうだ。
「先生、セックスって、しても良いんだね!」
周りの環境にすぐに反応し易い中学生は、大人が思っているよりも遥かに動揺しやすくて、危険な部分を含んでいるのだ。

だから、このドラマの展開は冷や汗物だと言える。

もしも、14才の母に成っても成らなくても、(成らないというのは、中絶すると言う意味なのだけれど)問題は大きい。
中絶が悪くて、命を守った出産が正しい!何て、誰が言えるのだろうか?良く考えて欲しい。

親戚の女子中学生に尋ねると、「あのドラマは、命の尊さを訴えているドラマなんだよ!」と言うではないか。
彼女のクラスでは、何人かが見ているそうだが、彼女の母親は見る事を許可しないそうだ。娘への影響を考えると、良いドラマとは言えないと言う。

問題提起型のドラマと言うのは、視聴率を狙っただけの展開を考えていると思うと、その答えからは底の浅さを感じてしまうのだ。
ところで、わが国では15才未満の出産例が年間45件と報告されているそうだ。
参考・msn.ニュース第115話『14才の母』 この数字を聞いて、後進国の悲しい女性の姿を思い浮かべるのは私だけだろうか?
果たして産まれた子供は、その後幸せに暮らしているのだろうか?
子供への本当の愛情なんか10代では湧くはずも無いし、子供の存在の重さも理解出来るはずも無い。その前に自分の青春期も消えてしまうのだ。
ドラマの展開も大方想像が付くけれど、ティーンエイジャーへの影響を考えると、全く重すぎるドラマだと思う。
もしも、このヒロインミキを志田未来よりも軽いイメージの女優が演じたら、全体のイメージがさらっとしたと思うが、志田未来の放つ一言一言が実直なのでクイを打たれた感じだった。

子供を持つ自由、持たない自由。
自由を選択できるのは、自由の意味が良く解ってからで遅くは無いと思う。


こうして、モーツァルトのレクイエムを聴きながら書いていたら、更に暗い気持ちになってしまった。
 
 

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by sea1900 | 2006-11-05 00:07 | 現在