『イルマーレ』
シカゴの建築は有名で、何箇所かの見せ場があり、韓国版とは全く雰囲気が違った。
やはり、原作が同じでも、別物として考えたい。
2年先2006年を生きているサンドラ・ブロックと、2年後の時代を生きているキアヌの時間差を超えた愛が、最後にはアメリカ映画らしい<ハッピー・エンド>に成るので、やれやれ!
いい女と、いい男の運命的な出会いの無い<出会い>は、現代の、PCの上での会話のような物だと思う。
少し、ファンタジーだと思うと、納得出来る所もあるけれど、女性には受けるようなお話だ。
現実の生活から、考えると<夢>があると思う。
男と女の出会いなんて、思っている程、上手くは行かない。
これが<運命的な出会い?>と思っても、<運命の人じゃなかった!!!>と言う場合が実に多いと思う。
だからこそ、こういう映画を見ると、<サンドラと代わってあげたい!>と、思ってしまうのだろう。
ジャック(犬)の名演にはチェスの駒も動くし(見た人だけが解るところ)アメリカっぽいユーモアだった。
ポール・マッカートニーの歌も合うし、韓国版よりも明るい『イルマーレ』だと思った。
→クリックお願いします。