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海の上のピアニスト

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『 フラガール 』

つづきです・・・

女優達はフラダンスの練習にも、随分夢中で取り組んだと思う。松雪泰子は、一日に少なくても6時間は練習したらしい。高校生の紀美子役の蒼井優は、最初はまどか先生が踊っていたダンスを最後には、踊っているが、やはり、練習には時間を掛けたと思う。
手話的な要素を含むフラダンスは、手の動きに意味がこめられていて、いわきの町から東京に帰ろうとするまどか先生を止めるのに、電車のガラス越しに紀美子は覚えた手話で語っている。

松雪泰子の気性の激しさが、見事に、まどか先生と重なり、一度失った情熱を、この田舎町で、再燃させ、ダンスを教えた事で、人の温かさを教わる。

対する蒼井優は、ひたむきに踊る事を覚えて、自分の人生を切り開いてゆく。
しずちゃんは、他の女優より頭1つ以上高い182CMの身長を上手く使った役を、素朴に演じていた。

いわき弁って、早口に成ると、何が何だか解らなくなる。
蒼井優は、小さな身体とかわいい顔なのに、大声で、いわき弁を話すとすごい迫力で、頼もしい。
方言の面白さが多分にあって、この映画は成り立っているのだ。

人の前で、露出度の高い衣装を着て踊る事が、まだまだタブー視されていた40年も前に、人々がこの町に留まって生きてゆく為の手段として選び、努力した事は、この町の人々の心を固く結びつけたのだった。
とにかく、笑えるダンス映画だった。



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by sea1900 | 2006-09-25 22:20 | 映画