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海の上のピアニスト

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『ナイロビの蜂』

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原作は Constant Gardenerで、献身的な園芸家と言うそうだ。
確かに、献身的な園芸家として生きているジャスティンは、妻の危機を救う事も出来ずに、ケニヤで、今何が行われ、どうなっているのかを知らずにいたのだった。

この話は、壮大な夫婦の<愛>なんかじゃなくて、妻の死によって、夫がやっと現実に目覚めた話だと思う。

妻を失った喪失感も大きいが、おそらくは、企業が、非力なアフリカを食い物にしている現実を知って、妻はその事を阻止しようとしていて命を落としたのに、自分は、知ろうともしないで、豪華な家で、庭いじりをしていたのだ。皮肉って<献身的な園芸家>とでも、呼ぶしかないだろう。
しかし、妻テッサの死後、現実に目覚めていくシーンは、サスペンス仕立てになり、物静かな性格のジャスティンに、<知る>事で、妻テッサと本当に結ばれていくのだった。
その点を<雄大な自然の中で生まれる夫婦の愛>と言うならば、余りにも単純だ。

お互いの仕事の中身までは干渉しないと言うのは、聞こえは良いが、一皮剥けば、夫婦としては何か不足するのではないだろうか?
この辺の壁をどう超えるかは、非常に微妙だと思うが、国家的な問題になるのならば、一致団結する必要もあったと思う。
豊かな国アフリカを、貧しく、病気が蔓延する希望の見出せない大地にしたのは、先進国と呼ばれる国々の、限りない搾取が原因ではないだろうか?

つづく・・・・



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by sea1900 | 2006-09-11 23:56 | 映画