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海の上のピアニスト

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力を入れすぎないblog  それなりに暮す毎日

入院の準備で探した物

入院したのは、、一人暮らしの従兄弟s(男)だったので、夕方別の従兄弟と連れ立って、sのマンションに行き、入院に必要な着替えや洗面道具をまとめて病院に運んだ。

管理人にドアを開けてもらうと、まず、眼に付いたのが大きな灰皿に山盛りのタバコの吸殻で、そういえば、部屋中がタバコっ臭くて、体臭と入り混じったニコチンの臭いが私にくっつかないかと、それだけでも気持ちが悪くなった。

sは絵を描く趣味があって、6畳位の部屋の半分が本の山と、絵の道具で一杯だった。
で、その絵とは、裸体が多くて、昔は風景画が多かったはずなのに、趣向は変わっていたのだった。

sは生まれた時が未熟児で、助からないだろうと医師に宣言されたが無事に育ち、進学問題ではすんなりとは行かず、20代で不摂生がたたって結核になり、長期入院。
それから、事故で入院。そして、30代からは、統合失調症(精神分裂病)で入院し、そして、今回は以前よりも重症の統合失調症になってしまったのだ。

この病気は直らないし、薬で安静を保つしか方法が無い。早く言うと、薬で精神をぼっとさせて、眠らすしかないのだそうだ。
しかしまあ、自分が解らなくなるので、一番哀れではある。

友人の同じ病気を永年見てきた私にとっては、普通に暮らす事が出来れば、それで、十分だと思えるし、心身の健康が一番大切で、ありがたいのだと、日々思っているが、これは、実際にこの病気の患者を身近に見てみないと、理解出来ないだろう。

私だって、友人が20代で発病した時には、自分の脳みそがおかしくなったと思ってしまった位だった。一緒にいると、おかしな行動が増えるし、それに対して、何処までが正常なのかが、判断付かなくなってしまうのだった。

ところで、sの着替えをたんすから引っ張り出していると、不思議な事があった。

それは、パンツが一枚も見当たらなかったのだ。
何処を探しても出て来ないので、今までどうしていたのだろう?と思ったり、今もパンツ無しの生活をしていたのかと思ったり、とにかく不思議だった。

もしかしたら、パンツにふか~い怨みでもあって、全部捨ててしまったのだろうか?

とりあえず、物置をそっと開けてみた。
サルマタケが異常に繁殖しているかも?(オトコオイドンを知ってる方は、わかるお話で・・・)
しかし、パンツはココにも無かったのだった。

と言う事は、ずうっとジーパンやジャージを直にはいていた事になるな~




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by sea1900 | 2006-09-09 22:10 | 人間