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海の上のピアニスト

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森林浴と山狩り

今朝は、車で1時間位の所の山のふもとに集まり、山に向かった。
久しぶりの森林浴だったが、目的は、山狩りだった。
集まったのは、地元の消防団の人達や、県警の人、市警の人と地元の人達の、総計100人位で、8時位には、山の中へと、歩き出した。

山の近くに住む72歳のおじいさんが、金曜日の午後から、行方不明になり、昨日も山狩りをしたのだった。昨日は、おじいさんが向かった方向が解らずに、手間取ってしまっていたらしい。
山のふもとにある小さな酒屋に、おじいさんが「猫のえさを下さい!」と,入って来たという連絡があり、やっと、山に向かった事が解ったのだった。
それで、昨日は山のふもとに倒れていた、自転車を発見する事が出来たのだけれど、おじいさんは見つからなかったそうだ。
そして、今日も再度、山狩りとなった。

『山狩り』と言うと、犯罪者が山に逃げて、たいまつを掲げて、それを追い詰める様子を、昔読んだ本で覚えてしまっているので、連想してしまうのだが、山と言っても、広大でどこまでも続いていて、限りが無いし、最近の雨で、山の中を流れる川は、川幅は無くても、増水していてすごい、勢いで、もしも、川に落ちたら、助からないだろうと思えたのだった。

気が付くと、皆男性だったので、追跡はお任せして、私はひとまず場をはずし、1時間以上して山に戻ると、既におじいさんは発見されていて、皆さんは解散していた。

おじいさんは、ボケが始まっていたのに、自転車に乗って、山までの長い距離を走り、自転車を川沿いに倒していた。
そして、発見されたのは、川の下流で、既に息は、絶えていたのだった。

自宅から山まで、おじいさんはどんな事を頭に浮かべて、走っていたのだろう。
普通の大人でも、大変な距離で、まして登り坂だったから、大変な運動量だったと思う。

もしかしたら、幼い時の思い出が山にあって、山に惹かれたのだろうか?
大いなる自然の元で、森林浴を浴びて、最後を飾ったと思うと、何だかうらやましかった。

自分が死を迎える時は、病院のベッドの上で、呼吸器や、延命装置を付けられて動けずにいるのは、良い死に方ではないのだと、つくづく思えたのだった。






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by sea1900 | 2006-06-19 22:48 | 現在