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海の上のピアニスト

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『 インサイド・マン 』



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スリルある映画を見ると、楽しい映画を見るよりも、多くのカロリーを消耗する事が証明されているが、『インサイド・マン』を見終えた時は、それまでの緊張感から解きほごされて、ぐったりと成った。

銀行強盗グループが、人質を取って、立てこもるまでは、よくある話だと思うが、人質を裸にして、犯人グループと同じジャンプスーツを着せて、顔まで、マスクで覆う。
緊張感とパニックの中で、人質達は、冷静な判断が出来ない。つまりは、まわりの人間の人相までは覚えきれない。

銀行の会長は、クリストファー・プラマーが演じていて、彼が何よりも隠したがっていた物が、貸金庫の中にあり、それが、正体不明の犯人グループの目的だった。

弁護士(ジョディ・フォスター)と刑事(デンゼル・ワシントン)の駆け引きや、弁護士と会長の駆け引きがあり、最後には、如何して人質が同じスーツを着せられていたのかも、判明する。

同じ服装に成ると、犯人グループと、人質達の区別がつかなくなり、よく見ていないと、私も解らなくなった。このアイデアだけは、上手いと思ったが、どうも、尻切れトンボの様に、解らない点も出てくる。

社会派映画の、スパイク・リー監督が描いた、計画的犯罪の裏と表は、謎解きのキーを捜しながら、進むのだけれど、見た後で、釈然としない物が産まれた。
お金よりも大切な物は、世の中にたくさんあるが、『名誉』『命』と言った物の代用は考えられないだろう。
脚本の、息のつけない計画性や、緊張感とユーモアの織り成す見所は、素晴らしいのに、脚本が勇んで一人歩きしているような感があって、中途半端なサスペンスで、終わってしまった。






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by sea1900 | 2006-06-15 16:47 | 映画