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海の上のピアニスト

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盗作?

和田義彦画伯による盗作事件は、未だ、真実かどうかは不明との事だが、
TVで、和田氏(66歳)の知人であるイタリア人画家アルベルト・スギ氏(77歳)との絵画の比較
を見ると、「盗作でなくて、何なのさ?」と言いたくなる。
 一枚の絵に留まらずに、何枚かの絵がほとんど同じ構図で描かれていて、「アルベルト氏の物よりもむしろ、奥行きがあり,良い。」と語った作家もいた程だった。



和田氏は、東京芸大の大学院終了後に、ヨーロッパで、模写技術を習得している。
 模写には、それなりのルールがあって、サインは入れない事、模写する絵と、サイズは変える事等があるそうだ。

最終的な判断は、裁判所で決められるそうなので、裁判官の正確な目に委ねられるだけと成る。
 ところで、この間見たTV番組では、アルベルト氏が和田氏に対して、
 「既に、画家としての生命に支障を、きたしているのだろうから、これ以上は、責任を問おうとは思っていない。」と語っていた。

アルベルト氏がこう語ってくれているのだから、寛大なその優しさに甘えて、この事件は無事、解決だと思える。

   和田氏は、描く事に、行き詰まりを見たのだろうか?
   それとも、アルベルト氏の絵に、憧れを抱いたのだろうか?

芸術家は、時に、自分を鋭利なナイフで傷つけ易い。
完成度の高さばかりに全神経を集中すると、何とも、おかしな世界に飛び出てしまう事もあるという事なのだろうか?

 そこで、アルベルト氏の発言は、芸術を超えて、何とも人間らしかったので、氏が描かれた絵よりも,素晴らしい事は言うまでも無かった。


加齢と共に、人間味を増すのは、正直者だけなのだろうか?


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by sea1900 | 2006-06-09 07:57 | 人間