ブログトップ

海の上のピアニスト

sea1900.exblog.jp

力を入れすぎないblog  それなりに暮す毎日

ダ・ヴィンチコード



d0063550_22502787.jpg

原作を読んでから、映画を見た人は「つまらない!」と一様に、言っている。
しかし、原作を読んでから映画を見ると、まず、原作との違いばかりに眼が行き、映画そのものを見る力が失われると思う。
原作に忠実に作られた映画があるとしても、100%同じではないのは、映画と活字の世界が全く違う存在だと言う事だと思う。

映画の見方は、活字→映画と言うパターンにしない事だと、私は思っている。
そうでなければ、ロケーションの映像美を無駄にしてしまうだろう。

イエス・キリストは結婚して子供を作り、その子孫が現在も生きているという真相がこの映画のテーマだ。
あくまでも、仮定なのだが、何せ2000年も前の出来事なのだから、現在生きている人間には、あくまでも想像の世界であって、何が真実なのかは、不明だ。

無神論者の私からすれば、この映画で、取り上げられた「シオン修道会」の色素欠乏症の修道僧シラスの自虐的な行為を見て、<何の為の宗教なんだ!>と思うけれど、シラスにしてみれば、それが、生きる術なのだから、救いようがない。

信じたい事だけを信じて、生きるしか、人間にはないのだろう。

ルーブル美術館の中の撮影が素晴らしくて、見ることのない夜のルーブルの姿がまた、良かった。
パリ・ロンドン・スコットランドの歴史的な建造物が、ロードムービーの様に楽しませてくれた。
これらを見るだけでも、価値があると思う。

聖杯とか聖衣に振り回される人間は、おかしいとも思えるし、実に人間臭いとも思える。
結局は、何かにすがり付いてしか生きられないのが人間なのかと思えた映画だった。




→クリック御願いします。
[PR]
by sea1900 | 2006-05-26 22:40 | 映画