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海の上のピアニスト

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力を入れすぎないblog  それなりに暮す毎日

感動の後に来るもの


アメリカ、家族のいる風景
白バラの祈り
ホテル・ルワンダ

2月から3月にかけて、この3本を観てから、最近「ナルニア国物語」を観た。
伊勢丹での「ナルニア国物語展」を観ていたので、氷の女王の衣装や、ルーシーのドレスなどが、記憶と共に甦り、それなりに楽しかった。ビーバー夫婦の役割もわかったし、子役の演技の上手さや、ライオンの存在感には、「永遠」と言う言葉を与えたいと思った。
まあ、これも観てよかった!と思うが、3本の重ったるい価値から、どうも抜け切れないでいる。

今思っても、「白バラの祈り」の最後のギロチンのシーンは、きつくて、むしろ、「ダンサー・イン・ザ・ダーク」の方が、まだ観ていて辛くなかった程だ。

大きく感動した後に残る物が、辛くて、やや、トラウマ状態に成っている。

「ホテル・ルワンダ」は、サントラ盤を聞く度に、歌の訳が欲しいと思っている。
この映画は、助かった人達に、未来を見る事が出来るので、失望だけではなくて、希望が残されているから、まだ良い。


最近、アトリエで、「白バラの祈り」について話したら、いつも突拍子の無い事を話している女性が、1987年まで、スペインで、実際に行われていた死刑方法を話し始め、どこで耳にしたのだろうか?全く持って、残虐な方法に、気の遠くなる思いをしてしまった。
<残酷なので、思い出したくもないので、書きません。>

そんなこんなで、そろそろ何か観たいと思いながらも、頭の中には、映画の重しが残ってしまったようで、重いから頭の軽い私の浮力とバランスを取れるのか、何だか不思議な感情を重ねていて、踏ん切りがつかないのです。

やはり、爽やかな感動の残る映画や、希望の残る物、愛を感じて涙出来る映画は、また観てみたいと思うのに、辛い映画は、2度と見たくないもの。

例え、どんなに感動しようとも、涙しようとも、記憶から消し去りたいだけ!
(余計な事を聞かしてくれた女性に、パンチしたい思いのseaです)



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by sea1900 | 2006-03-31 01:39 | 映画

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