サヨナラは別れの言葉じゃなくて・・・・
と言う歌があった。
夜、家に戻ると、ダックスのトンが具合が悪く、あっという間に息を引取ってしまった。
老衰で、16歳半と言う長寿だったので、大往生なのだが、やはり残念に思う。
ダックスを飼ってみると、胴の長さに慣れてしまい、長さを感じなくなる物で、
あのスタイルが、愛くるしいと思えてしまうから不思議だ。
私は自分の両親の介護の苦労をする事も無かったが、その分、犬の介護は昔から
している事に気付いた。
同じ、哺乳類なので、基本的には同じ様な痴呆症や老化症状があり、勉強には成る。
何せ、人間の育児に近いのが、犬なのだから、人間の子供を育てた人は、犬も同じ
様に育てられるし、逆も言えると思う。
トンは4歳を過ぎた時に、飼えなくなった人から引取り、私の両親が可愛がった犬で、
その後は、私が可愛がった。
おとなしかったので、いるのかいないのか解らなかったが、リビングのコタツはトンの
為の物で、コタツで良く寝ていた。
台所がリビング続きなので、食べ物の臭いがすると、いつも足元にいて、踏みそうにも
なった。食べる事が好きなので、胃腸の具合は良かったが、加齢と共に、心臓には
雑音が入っていた。
トンの生きた16年半は、思えば並行して、私の人生の活動期でもあったと思う。
そして、トンが自然に死ぬ事が出来たので、肩の荷が下りた気分がしている。
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