ドゴ・アルゼンティーノ
にしかわたくさんの『オリバー・ツイスト』のレビューに、コメントしてから
気になっていたので、犬種を調べたら、マスチフではなくて、
『ドゴ・アルゼンティーノ』で、ドゴとは、犬という意味なので、
<アルゼンチンの犬>と成ります。
『オリバー・ツイスト』の中では、暗い雰囲気の中にあって、白いbodyに
顔にだけ黒がひょうきんに入り、コミカルでした。
それにしても、よく訓練されている犬で、体格もがっちりとしていて、当時に
あって、何を良く食べていたのだろうか?と、思わせてくれる。
(犬の場合は、調教という言葉は使わないで、訓練と成ります。)
ドゴ・アルゼンティーノという犬種が、この時代のロンドンで、見かけられた
のかと思うと、不思議ですが、詳しく知らないので、時代考証もされているだろう
から、素直に従います。
日本にも既に輸入されていますが、その数は少なく、この種類をペットに
したいと思う方も少ないだろうし、マニアックな趣味でしょう。
東京FCIの時に、若いお兄ちゃんが黒い皮に、びょうの付いた服を着て、
ドゴ・アルゼンティーノの雄犬を連れて来ていました。
ドゴの重さは約60kgを越していて、かなりデカイのです。
お兄ちゃんのドゴは、断耳されていたので、『オリバー・ツイスト』に出てくるワンコ
とは雰囲気が違い、やや、闘争好きな感じでした。
元々は、闘犬の類だと思います。
映画の中で出会えたなんて、ラッキーだと思いました。