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海の上のピアニスト

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力を入れすぎないblog  それなりに暮す毎日

畳が見えた~


5,6年前の事、叔母は、田舎にある親戚(叔母の実家)で、叔母の兄が
亡くなった時に、風の如く、遠方からやって来て、田舎の家の大掃除に
取り掛かった。

叔父の家は、築25年位で、特に古い訳ではないけれど、一階にある
4部屋の内、2部屋が物置状態だったので、田舎の葬式は、人が集ま
るので、南に面した2間続きの部屋をさっぱりときれいにしなければ
ならなかったのだ。


叔母はずうっと専業主婦で、きれい好きだったので、自らやり出した。

そして、一日かけて奥の一部屋をきれいに片付け、2間続きの部屋を客間に
変えたのだった。

すばらしい行動力だと、私は後で、この話を聞いてほめた。

さて、片付けのコツは何かと問うと、叔母は、
「捨てれば良いんだよ!」と、一言。

色々捨てる物は、あったのだろうけれど・・・・・

叔父の住む田舎では、結婚式に呼ばれると、夫婦で出席して、引き出物も
2つ頂くのが,普通だった。

お陰で、同じ引き出物、それも不要の物が、いつも2つづつ溜まっていた。

瀬戸物類や、タオル類、鍋類も多かったらしい。

叔母はこれらの内、タオルだけは残して、残りのほとんどを箱ごと全部、市の
ゴミの処理場にトラックを、どこかで借りて運んだのだった。

驚いたのは処理場の係員の人達だった。
「引越しですか?」と、聞かれたそうだ。


6畳間のほとんどを天井に届くまで、ぎっしりとあった物が、消えたので空間が
生まれ、爽やかな空気が流れた。
何年かぶりに見えてきた畳だった。


叔母に「OFF HOUSE」に持って行けば、良かったのに。」と言うと、物が多くて
そんな余裕もなかったそうだ。

こんな時には、不要な物を頂いてしまった処分についても考えさせられるが、
叔母の大胆な行動に、「ホーッ!」とため息も出たのだった。



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by sea1900 | 2006-01-10 16:41 | 人間