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海の上のピアニスト

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ピエ・イエス~安息の日





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今、聴いているのが、ピエ・イエス、ラシーヌの賛歌、タイースの瞑想曲
と言ったミサ曲のCDで、、何年も前に買い求めた物だった。

おそらく、買った時には、よく聞いていたのだったと思う。

ミサ曲との、最初の出会いは、小学校4年の時で、当時、小学校の近くの
カトリック教会の土曜日の子供の教室に、クラスメート達と楽しく通った当時
だった。

特別に信者になるというものではなくて、一つの流行のように、学校帰りに
立ち寄り、次の日の日曜日のミサの為の子供用の説明を聞いて、お菓子を
貰って帰ると言う物だった。

彫刻の施されたクラシックな、外国製のピアノがあり、『猫踏んじゃった』を
弾いてみた。


聖書を解りやすく、女の先生が説明して、オルガンを弾いて歌を歌った。
オルガンもエレクトーンの先祖みたいな物
で、足踏み式のクラシックさだった。


女先生は、たまにミミズを取って,畳一畳位の大きさの池に行き、
甲羅に小さく穴を開けて、鎖で繋いで飼っている亀に、与えていた。

池のふちを割り箸叩くと、2匹の亀が集まって来る。
亀って、こんなに人になつくのだろうか?特別な亀じゃないのか?
と、当時は不思議に思っていたものだ。


この当時の神父様は、シャルボノ・ペトロ・パプチスタ神父で、70歳を
越えていた。カナダ人だった事は,後になって知った。
子供の時の記憶は良くて、未だにこの名前を良く、覚えている。
カトリックでは、神父様。プロテスタントでは、牧師様と呼ぶ。

私を含めた4,5人が秋に、県庁所在地のある大きな市の教会の運動会に
連れて行ってもらった事があった。

ところが、あくまでも教会だから、まずはミサから始まった。

教会の内部を見て驚いた。
クラシックな教会は、天井の細工も素晴らしくて、ここは、日本ではなく、
ヨーロッパの様なたたずまいで、何本かの柱で支えられていて、
天井がアーチ型になっていた。聖堂だった。
子供心に、魅力を感じたものだ。

究極の魅力は、ベールを被った信者達が賛美歌を歌うと、どこからともなく、
ツバメが飛んできて、アーチ型の天井にある巣に戻った。

賛美歌の高いソプラノが響く中で、ツバメが飛ぶ姿は、絵になっていた。

こんな世界を感じる事は、めったに無いチャンスだと私は思って、感激した。


そんな事があってから2年経って、シャルボノ神父様は亡くなり、私は何か
しようと思ったのか、グレイのフエルトを使い、ねずみのぬいぐるみを半日
で作り、女の先生に届けた。

どうして、ねずみだったのかは覚えていない。

最近になって、神父様の写真が、捨てられない大切な物が入っている小さな
箱から飛び出していた。
単に偶然だったのだろう。

しかし、今こうしてミサ曲のCDを聴くと、ソプラノの曲の中を飛ぶツバメが、
本当に自然で、すっと飛んでいた姿を思い出す。

私と宗教との結びつきは、お葬式以外には、カトリック教会に遊びに通った
子供時代だけなのだ。


こんな事を、思い出しながら聴く13番目の曲は、『ラクリモーサ』で、
ソプラノ独唱も入り、崇高な音楽だと、感じる事が出来る。

14番目の曲は、1番目と同じ『ピエ・イエス』で、歌唱は、ボーイ・ソプラノで
歌われていて、美しい。

落ち着きたい時、静かにしたい時などに、オススメ!


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by sea1900 | 2005-12-21 01:07 | 現在