『キャリー』
監督: ブライアン・デ・パルマ Brian De Palma
製作: ポール・モナシュ Paul Monash
原作: スティーヴン・キング Stephen King
出演: シシー・スペイセク Sissy Spacek キャリー
パイパー・ローリー Piper Laurie マーガレット
ウィリアム・カット William Katt
ジョン・トラヴォルタ John Travolta
エイミー・アーヴィング Amy Irving
976年
原作はスティーブン・キングの処女出版となった『キャリー』で、
1972年、キングが25歳の時で原稿料はわずか2500ドルだったそうだ。
だが、これをきっかけに一年に一作の割合で、長編を書き上げ10年間で
5000万部を売りつくした。
友人からも嫌われ、母親からも疎まれている、さえない容姿の女子高生キャリー。
プロムの夜、悪質ないたずらとも知らずクィーンに選ばれたキャリーの頭上に、ブタの血が降り注がれ、怒りと共に、キャリーの本来の超能力が発揮される。ラストにはびっくり!!!
シシー・スペイセクはこの時17歳ではなく、27歳だった。
この名前を昔、覚えたのだが、どうしてもストレートヘアーのイメージを
持ち続けている。
ウィリアム・カット、ジョン・トラヴォルタ 、エイミー・アーヴィングと言った
後に有名になる俳優達が脇役にいる。みんな若い!
この時代に、いじめに取り組んでいるキングの、鋭さはすごい。
最近の映画で、シシーに出会ったが、あまり老けてはいなかった。
どうしても、『キャリー』のイメージから、いじめられっこと結び付けてしまった。
キングは、時代を考え、社会性を持って作品を作っているようだ。
だから、読者も乗れるのだろう。
キング原作の映画は魅力的だと思う。
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