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海の上のピアニスト

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力を入れすぎないblog  それなりに暮す毎日

パグの眼・その時


犬には、人間と同じ病気に100%かかる。
例えば、ガンや白血病などもそうで、6歳以上のメス犬には、
子宮ガンや、乳ガン、卵巣ガン、そして、子宮蓄膿症が80%の
割合で、発病しているのが、現状だと言われる。

そういう話を聞きながら、私は、<もしかしたら南は病気にかからないかも
知れない!>と思いながら、発病の日を迎えてしまったのだった。

だから、もっと用心深くしていれば、助かった命だったと思う。

猫も犬も、飼う人間次第で、その命の長さは、変わるものだ。

かつて、私は、10年以上も前に、一匹のドーベルマンのジャックの最後を
看取った事があり、点滴を時間をかけて,とにかくゆっくりと落としていた。

普段は、うるさくてわがままだったジャックが,この時程、いとおしく、
可愛らしく思えた事はなかった。

急に元気がなくなり、倒れこんでしまったジャックを床のタオルの上で、
医師を待った。
こういう時の犬は、自分の全権を人間に委ねて、頼り切っている。
甘える顔をしてはいるが、心はかない顔でもある。

「解った!解った!どこにも行かないから大丈夫!
直るから大丈夫!」と、声をかけながらも、私はこの子には、時間が残されて
いない事を感じてしまう。

寿命だと考えたら、いっそ、気が楽だろう。
では、寿命とは、誰が決めたのさ?

この子には、寿命のお迎えなんか、関係ない!
自分が立ち会った犬の世話には、いつもそう思っている。

愛情は、もらう愛よりも、与える愛の方が、はるかに大きくて
満足感が得られる物だ。

『親の心、子知らず!』とは、本当で、人や犬を愛する事を知って、
初めて、本当の愛情に気づく。

ジャックは、点滴開始後、2日目に冷たくなった。
私にとって、初めての悲しみだった。

しかし、本当に悲しい時には、涙は出ない。
心に落ち着きを取り戻した時に、泣けてきた。

あれから、何匹かの友人の犬や、自分の犬の死に際して、いつも思うのは、
生きている事は、輝いているという事で、死んでしまったら、THE END。

私はこれからも、多くの犬の死に出会うだろう。
12匹のチワワと3匹のパグ、痴呆症のダックスがいるのだから。

しかし、負担ではないし、犬と普通に暮らす事は、楽しい事だ。

与えられた喜びは、数知れない。
そして、与える愛は、限りない。




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by sea1900 | 2005-11-29 16:37 | 現在