「アイ・アム・サム」
周りの友人の協力もあって、ルーシーはあいくるしい賢い娘に育った。
ルーシーは自分が7歳になると、パパよりも自分が賢くなってはいけないと勉強を拒否する。
仲の良い親子で、ルーシーのパパを思う気持が全開する。
福祉局はお役所仕事だから、2人を離れさせようと裁判になる。
ダコタ・ファニングの金髪の愛らしも良いが、ショーン・ペンは本当に、
7歳の能力しかないのだと思わせてくれた、<演技>のすごさに驚いた。
元々、ショーンの顔が好きではなかったが、その顔に7歳の能力が加わり、
リアルなサムが出来上がっていた。
役にのめっているのではなくて、役がショーンを完全に作り上げていた。
ここが、上手すぎる。ショーンはすごい俳優だ。
何が大切なのかと、問われた時に<家族>と答えたとしたら、こんなに
幸せな事実は無いだろう。
<愛>が存在する限り、人は癒され、希望を持ち、生きていける。
哲学を語るよりも、愛を語ることは、心満たされる事なのではないか?
家族のあり方は、形よりも深い思いやりの心が繋いでくれる。
逆に、思いやりの無い家族は、弱いだろう。
愛情がにじみ出るって、観ていて楽しい。
2人がブランコに乗って、はしゃぐ喜びが、理屈ぬきに伝わり、
ハッピーエンドの幸せが今も心に響いている。
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