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海の上のピアニスト

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「ギルバート・グレイブ」




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製作総指揮・監督: ラッセ・ハルストレム(ショコラ、サイダーハウス・ルール)
製作総指揮: アラン・ブロンクウィスト
原作: ピーター・ヘッジス
撮影: スヴェン・ニクヴィスト
出演: ジョニー・デップ/ジュリエット・ルイス/レオナルド・ディカプリオ

1999年


ジョニー・デップの作品の中で、一番好きなのが、この作品で、
「ギルバーロ・グレイブ」とは、主役の彼の名前だ。

父亡き後、過食症で、肥満街道まっしぐらのママは、何百kgもある
ような体型で、ベッドにいるしかない状態。
顔はきれいなのに、歩けない程の肥満体。

18歳の弟、アーニーは知的障害者で、ディカプリオは、今までの
出演作の中では最高にうまくて、感動した。
あのうまさは今日、どこへ消えたのだろうと、思ってしまう。




田舎の暮らしのなかで、家族のしがらみを考えざるをえない。
こんな家族なら、捨てて、自由になりたいと思っても、不思議ではない。
しかし、弱くて心優しいギルバートにとって、家族は大切な者。

家族と言う都合の良い言葉は、時として負担になる時も、確かにあるものだ。
田舎町アイオワ州のエンディーラで、父亡き後、夢もなく忙しく暮らす
ギルバートにとって、ベッキーとの出会いは、彼にとって旅立ちの
序章になった。

母親が亡くなった時に、ギルバートは、家に火をつけた。
それは、ものすごい肥満の母を、人の目にさらしたくないと言う思いやり
からだった。

そして、この日に旅立つギルバート。

監督は、癒し系の路線を走り、心に残る作品を作っている。
「ショコラ」や、「サイダーハウス・ルール」もすばらしかった。



私は、時々何の変哲もない地味な、この話を思い出す。

そして、青春の瑞々しい感覚に、心洗われる自分を発見出来る。


初めて見てから、何年も経つが、いつ見ても良い作品だと思う。
ジョニーや、ディカプリオが若かったのだと思うし、俳優はその人の履歴が
作品に残されるのだと思うと、うらやましい。

その時々の思いが、スクリーンに残されていく事は、意味のある事
なのだと思う。

全ての若い人は、金持ちでもなんでもない。

ただ、「可能性」と言う物に自分をチャレンジ出来る。
チャレンジした結果を問うのではない。
前に進む事だけが全てで、結果は後から付いてくるものだ。


ただ、心優しくあってほしい。

ギルバートの思いやりは、参考になった。



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by sea1900 | 2005-11-19 16:35 | 映画