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海の上のピアニスト

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力を入れすぎないblog  それなりに暮す毎日

La Campanella



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今、奇跡のカンパネラ/フジ子・ヘンミングを聞いている。
このCDの中では、リストのラ・カンパネラ(鐘)が最高だと思う。

初めて、フジ子ヘミングの姿をNHKで観て、その生き様に魅力を
感じた。運命に翻弄され続け、最後には東京に戻り、近くの子供に
ピアノを教えていて、何てもったいないんだろうと思った。
世界的なピアニストが埋もれてしまう!

NHKの放送後、有名になりコンサート活動が始まった。
いつも、満席でいつか聞きたいと思っている。

少し位間違えても構わない。
心を溶かすような旋律であればいい!

ピアノとなじみのない人が聞いても、その上手さや情熱が伝わるからすごい。
少しした時に、フジ子さんは、「何が変わったか?」の質問に、
「哀しいけれど、お金が入ってくる事」と答えた。
哀しい・・・この表現は、彼女の心の内の言葉だ。


本物とは、どんな部類の人間でも、すごい物を持っている。
そして、それは、凄まじい。
一つの事を追い続けて、到達した喜びも持つ。

彼女は言う。
「他人と同じ人生なんて面白くない」
いえますわ!
私もいえますわ!この言葉。

ショパンのノクターン。エチュード。どれをとっても、素晴らしい。

感情の入れ方や、その表現は彼女にしか出来ないものだ。

私の友人のピアノの先生は、「変わっている人ね!」と敬遠している。
友人よ!恥かしいよ。その言葉は・・・・

本物には、本物にしか生まれない光があるものだ。
現在、彼女はパリと東京に半々の割合で暮らしている。

モンマルトルには、画家がたくさんいる。
古きよき時代のパリがそこにある。

彼女が年柄年中、食べている、小さな豚小屋みたいなレストランは
ユトリロが有名になる前に住んでいたアトリエだそうだ。


日本では、人と違う珍しい小鳥は虐められる!
きっと、彼女のピアノの度肝を抜くすごさに、嫉妬したんだろう。


心を揺さぶるピアノには、なかなか出会えない!
それは、人間性と曲が絡まないからだろうか?


少し賢くなったと思ったら、、もう、歳をとっているんだから・・・
そう語る彼女に、私は本物を見た。
全てが利かせる曲、全てが本物。全てが真実、全てが努力。




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by sea1900 | 2005-10-26 02:07 | いい女