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海の上のピアニスト

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大奥から考える事

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内山理名といえば、今日から始まる「大奥~華の乱」で、主役を演じる。
そんな女優に成長したのだな~!
さっき見た、フジTVの「こたえてちょーだい・実録・大奥」で、彼女がゲストだった。
今週は、時間があるので、本当に珍しくこの番組を見ていた。

ドラマ「大奥」は、私が大好きな番組で、また始まるかと思うと、
ワクワクするのだ。
何が良いかと言うと、まず、着物がきれいな事。
そして、シビアな時でも、試食係の3人組みが可笑しい事。(この写真)
江戸時代の徳川の家を守るべき女達の話である事。

昨日観た、「せみしぐれ」でも思ったけれど、やっぱり女優はきれいで、
カツラも着物も似合う。
日本人には、日本髪のカツラが似合うと言われていても、
かぶりつけないし、結婚式で頭につけたとしても、急な展開に
驚いてしまい、声が出なかった事があった。

それは、カツラが頭に合わず、全体的に前方にずれてしまった友人の場合。
「きれいなお嫁さん」ではなくて、「お笑いのようなお嫁さん」だった。
披露宴会場の最初だけの、酒の入っていないこれからという時に、
ずれたカツラを観てしまったもんだから、田舎芝居を観ているようで
シラケタ~!

顔のバランスが良くないと、菅井キンの様だったり、きききりんのコピー
だったりと役者の出来上がりになる。
ファッシォンショーを観ているのは、楽じゃない!


コタチョーでは、デパート編、社宅編、バスガイド編と現在の大奥を
再現していた。
元々、女性には、こういうイジメの心があるのかも知れない。
だから、ドラマ「大奥」は、視聴率がいいのかも知れないのだ。


大奥のお中老が羽織っている内掛けは、現在の和式のお嫁スタイル
で、羽織っている形と同じだ。
裾に綿を入れているので、畳の上を引きずった時の形がきれいだ。


日本髪を毎日結っていると、頭の真ん中がはげてくると、教えてくれたのは、
私の母方の祖母だった。
通気性は悪いし、髪を洗わないし、今とは比べられようもない。
それで、1mm間隔の櫛があって、それで、ふけやゴミをすいて取ったという事だ。
ノミだっていただろう。
そう思うと、あの髪型は、不潔でも在る。


祖母の娘時代の写真を見ると、大奥に出てくるきれいな日本髪が
いかにも当時のトップレディの物だったと思わされる。

実際の日本髪は、もっとつぶれた崩れた形だった。

私は美容師に成りたいと思った事はないが、日本髪を結う髪結いには
昔、とてもあこがれた。
それで、今も、日本髪の女性のでる映画やドラマが好きなのだろう。


そういえば、京都の太秦映画村で、冬の夕方、お姫様役の若い女性と
荷物持ちの男とすれ違った時、<やっぱり、女優はきれいだ!>
と思った。
ところが、それは、観光客相手の大変身コースだったのだ。
荷物持ちの男は彼だったらしい。当時、メイキャップも含めて
5000円だったが、そんなチャンスには、ノル物だと今でも私は後悔している。




→今夜からの大奥を見ようと言う方は、クリックおねがいします。
by sea1900 | 2005-10-13 11:44 | 男と女

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