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海の上のピアニスト

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メゾン・ド・ヒミコー⑨



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母と沙織の関係から

  知人や友人の娘との関係をみると、
母親と娘の関係だけれど、どうも頭をひねってしまう事があります。

娘が大学生になり、遠方に下宿しているので、私が
「○○ちゃんは、かわいいから彼氏が出来たんじゃない!」と言うと、
「あの子は、おくてだからそんな事は、絶対にありっこない。」と言うのです。

私の周りで、娘の性的な成長を当然だと言うのは、1人しかいません。
この友人は
「大学生だから、結婚というのは、別問題だけれど、恋人はいて、当たり前よ!
学生といえども、大人なのだから,いつまでも彼氏が出来ないのも良くないよ!」
と言います。

他の母親達は、自分の娘が自分にとっては、いつまでも子供として
存在していて欲しいのか、いつまでも大人として、見ようとしません。

25歳の一人息子を持つ知人は、自分が息子の恋人であるかのように
一緒にドライブしたりして、べったりしています。
息子は、聖人君子だと言い放つので、時々、否になってしまいます。
そんなには会わないのだけれど、たまに会うと、息子の話ばかりなので、
「いつも、息子の話だけなんだから」
と、口が滑ったら彼女は、激怒しました。


「息子がかわいいんだから、いいじゃない!」
それが、この母親の言い分です。

私としては、映画の話やコンサートの話が面白いので、
とても、息子の自慢話は、聞いていられないのです。
それで、なるべく遠ざかっていますが、仕事関係のつながりもあるので、
100%は無理なのです。
勿論、ケーキを焼いてくれたりするので、感謝の思いもありますが。


さて、話を戻すと、
沙織に、卑弥呼の事を話しても、理解出来ないと思ったのか、
娘はいつまでも、子供だと信じていたかったのか、
母は、呆ける前に、言いませんでした。

でも、沙織は感じていたでしょうね!
ただ、具体的には、知らなかったのだと思います。

母親は、性的な事を言いたくなかったのでしょう。
そういう世界に、娘を踏み入れさせたくないと言う思いからでは
ないでしょうか?


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by sea1900 | 2005-10-12 16:54 | 映画

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