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海の上のピアニスト

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力を入れすぎないblog  それなりに暮す毎日

大阪の女




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前に書いたと思うけれど、澁谷のトリミングスクールに通った事があった。
そこで、仲良くなった大阪出身の女、Eは既婚でダンナと通い始めていた。
 Eは当時32歳位で、それまではたまにアルバイトをする程度の主婦だった。

ダンナはこういう元気な奥さんにはふさわしいおとなしい従順なタイプ。
現在、彼らの店は澁谷区にあり、今、東京の電話帳を見ると懐かしい。

ダンナはそれまでは自営だったが、Eの犬好きにつられて、商売変えを
考え、Eと共にこのスクールに入ったが、本人が犬好きでは無かったので、
すぐにダウン。
Eが一人で覚えた。
Eは身長164cmで均整のとれた健康的なスポーツマンで、
スクールに入ったら、絶対に忙しくなると考えて、
夫婦でハワイで遊んできていた。

ウインドーサーフィンは初め、倒れているのを自力で
起こさなければ成らない。
女性にはきついと思うのだが、Eはすぐに起こせたと言う。
体力があるから逞しい物だ。

こうして1年後には、開店にこぎつけた。
何ヶ月かした夏の夜、電話すると、その日は店が休みで
Eはビールに酔っていた。

ガラガラした声で、「お好み焼きがつまみだよ!」と言っていた。
お好み焼を作るのは、大阪出身だから朝飯前だったのだ。

Eは当時私にしきりと、オーストラリアで老後を暮らさないか?
と薦めるのだったが当時の私はオーストラリアに興味がなかったのだ。

なぜなら、海にはサメが出るし、戦争中には、サメの餌食になった日本兵が
多かったという話が頭にあって、引っかかっていたのだ。

Eは結婚前に2年間、オーストラリアで日本人の友人の仕事を
手伝っていたのだと言う。
それで、オーストラリアを気に入っていた。


大使館に行って、資料を集めてもいた。

Eはろくに働いた事もないのに、犬の美容室の経営にも明るくて、
商売向きなのだ。
Eは「自分のネエちゃんは大学卒で、チャンと就職して社会知識も
あるけれど、それを発揮する事もないのに、社会経験もない私の方が
金儲けはどういうわけか上手い。だから、経験だけじゃないんだよ!あはは・・・」
と明るく笑い飛ばすのだった。

その後、Eは食べ物商売をやりたいとも私に言った。
かなり計画的で、いずれはオーストラリアでやりたいと語っていた。
これは、回転寿司の店。


後になって、Eは株で大もうけしていた事を知った私は、
生活力に溢れたたくましい大阪の女を知った気がしたのだった。

オーストラリア!未知なる大陸が最近では身近な物に思えてきたな~~




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by sea1900 | 2005-09-22 01:11 | 人間