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海の上のピアニスト

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「愛についてのキンゼイ・レポート」

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前に書いた「愛についてのキンゼイ・レポート」を午前中に観た。
まとめてみると、性に真正面から取り組んだ博士に拍手だった。
キャンパスの芝の上で、一人で料理しているキンゼイの
元に現れるクララのかわいらしさもいいが、
何十年も経ち、本当にいたわりあう夫婦になった時の姿は
BESTだった。飛行場へ行く途中に、森に立ち寄り、
1000年もたったいる大木を見て、その木が静かに生きている事を、
話すシーンはこの作品のクライマックスではないだろうか?
映画の中に出てくる木や芝の緑もきれいで、前半は絵画的でもあった。



「ビューティフルマインド」も学者の生涯を描いているが、
キンゼイ博士の場合は、当時にしてはタブーに挑み、
性にかかわる調査をして、自分の人生も山あり、谷ありだった。
特に、性については18000人の個別インタビューをして調査をしている。
1948年には男性版を発行して20万部を売上、当時ノベストセラーになった。


厳格な父親とのつかの間の和解シーンも短く、さっと描いているが、
父親の少ない話の中にも、当時の間違った性への無理解が語られている。



リーアム・ニーソンは北アイルランド出身で、1952年6月生まれだ。
スターウォーズエピソード1(1999)
レ・ミゼラブル(1997)
シンドラーのリスト(1993)
マイケル・コリンズ(1996)
などに出演しているが、193CMの長身と存在感が魅力的。
存在感のない俳優もいる中で、彼は、別格だとおもう。

この中で一番最近みたのは、「マイケル・コリンズ」で、
アイルランドを独立に招いた男の生涯だった。
歴史物も似合うし、温和な表情もいい。


クララ役のローラ・リニーはこの作品でアカデミー賞の、
助演女優賞を獲っていて、キンゼイ博士の脇を目立たぬように支えている。

当時のアメリカは意外と保守的で、話を聞いていると面白いし、
性から人生を考えて、最後には愛に到達できたよい話だった。
数字や統計では測れない愛の深さをキンゼイ博士のレポートとは
対照的に描いてもいる。





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by sea1900 | 2005-09-02 16:40 | 映画