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海の上のピアニスト

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エレファントマンとこれから




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【BBC.UK】今からおよそ100年程前、英国に在住しエレファント・マンと呼ばれたジョセフ・メリック氏の疾病の全貌が科学者によって解明されたかもしれないとのこと。ジョセフ・メリック氏は1862年、英国はレイチェスターに生まれた。5歳の頃から変体の兆しが現れ、10歳になる頃には目に見える形で変体し、その特異な姿から周囲に敬遠され、友達、そしてついには両親にまで見捨てられてしまう。その後、彼は全国を行脚するサーカス団に見世物小屋のフリークスとして参加し、広くその存在を知られるようになる。そして20代半ばに彼に興味を示す外科医と出会い、彼はロンドンの王室病院へ入院、27歳にしてそこで息を引き取った。


「エレファントマン」を観た時に、2度と観たくない映画リストに加えた。
事実は上記した事で、2つの病気から顔や身体の変形を招いたようだった。
デビット・リンチは少し違う角度からのエレファントマンを、
作り上げたようだった。
それにしても、奇病は存在するのだ。



友人の長女が生まれたのは、11年前だ。
生まれつきの弱視で、1歳半でやっと歩き出したのだが、具合が悪くて入院した。
結果、肝臓癌で手術となった。3ヶ月の入院の後、検査入院が3ヶ月に一度、
半年に一度、と段々と間があきながら続いていき、ラッキーな事に再発は未だない。
よく熱を出すし、いびきもひどかったが、
中耳炎の手術の後は、このいびきも直った、
健康な子供に比べてはかなり大変だった。
小学校は盲学校に入学できた。
癌の手術は今は八王子に越したが、当時は渋谷の方だった。



父親も母親も、とりあえずは保育園そして盲学校で生活もできるわが子を、
それだけでも十分だと思い、よく可愛がっている。

国立の子供病院は設備も立派だが、それ以上に、優しい保母さんと、
保父さんの世界で、普通の大学病院とは比べ物にならないそうだ。

何年か前に、検査入院で一泊した日に、友人(母親)が迎えに行った。
いつものA病棟を通らずに、B病棟を歩いていった。

遊戯室という8畳位の広さの部屋で、2,3歳の男の子が、
自動車のおもちゃに乗って、遊んでいる。
そばには、綺麗なお母さんが男の子を見守っている、
想像できる姿だが、友人がその男の子の顔を見た時に、はっ!とした。

男の子は顔が普通の同じ年頃の子供の2倍もあって、
「エレファントマン」と同じだったと言うのだ。
「あの子はこれからどんな人生が待っているんだろう?」
友人はわが子の持病がまだ大した事のない物だと自覚するのだった。


国立子供病院に行くと、男の子の手の指が奇形だった別の友人も、
もっと大変な病気の子供を知って、これくらいではどうって事がない!と
勇気付けられると語っている。


自分よりも大変な現実を背負って生きている人間に対しては、
謙虚になれるようだ。

ほっとしたり、同情したり、勇気をもらったりと触発されている。


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by sea1900 | 2005-08-30 14:45 | 人間