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海の上のピアニスト

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『 愛についてのキンゼイレポート 』



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50年以上も前に、一人の男が行った性意識調査、
アメリカの生物学者アルフレッド・キンゼイを描いた映画だ。

生物学者のキンゼイが大規模なSEX調査をする事になったのは、
大学生の為の結婚講座を受け持った為だ。

学生の性の悩みに答える為には、一般市民の性の実態を、
知る必要があると気づいたのだ。
元々、彼が研究していたのは、タマバチの採集分類。
何千というタマバチを分類して彼が得た結論は、一匹として、
同じ物がないという事。

そこから導き出されたのが、<他と違う事こそが、生物の基本>
と言う彼の信念だ。

人間には、多数派と少数派がいるだけで、ノーマルとアブノーマルには、
分けられないし、同性愛も異常ではないと主張したのだ。

アメリカの保守的な社会に皆と違っていても構わないというレポートを、
発表したのだから、与えた衝撃の大きさが想像できる。

男性版は、ベストセラーになったが、女性版を出版した時は、
逆にバッシングの嵐にさらされた。

現代の私達が、ごく当たり前と思っている考えも、市民権を得るためには、
先人の努力と苦労があったのだ。
                        (LUCIより)


キンゼイをリーアム・ニーソンが演じている。
最近、彼が主役の<マイケル・コリンズ>を見た。

主役に成りきれる俳優・女優とそうではない彼らがいる。
リーアムは、存在感があり、演技派だと思うので、
是非、観ようと思う。

さっき書いた『エデンの彼方へ』もそうだが、同じ時代だ。
ノーマルとアブノーマルの区別は、
そう区別した方が都合の良い人間によって、創られている。

本当は、この言葉だって、存在しないのが現実だと思う。
それぞれが、自由だから、無理に、枠を作ることはない。
枠で区切って、安心するのは、小心を隠すためではないだろうか・・・・


しかし、そうする人間が圧倒的に多い。
その中で、真剣に考える人間もいる事が、私を嬉しくさせてくれる。



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by sea1900 | 2005-08-12 14:43 | 映画