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海の上のピアニスト

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『 宇宙戦争 』


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原作は、100年前の物と聞いた。
宇宙人が、破壊と殺戮を繰返すシーンは、迫力満点だった。
後は、とにかく、逃げるだけのシーンになる。

どんなに汚れても、ダコタ・ファニングは、可愛い。
トムは、父親らしからぬ父親だったのに、この宇宙人の出現で、
愛する子供達を守る事で、成長していく。

男も、持つべき物を持たないと、いつまでも、軽いだろう。
それが、重しとなり、大切な物となり、愛すべき物となる。
そうなるまでの時間が少ない男もいるが、時間の係る男もいるのだ。
しかし、何かのきっかけで、人は成長を遂げていく。

そんな訳で、トムの人生は変わる。
自分の娘を守る為に、人をも殺す。
眼に迫力があった。いい役を見事に自分の物にしていた。


この映画を単に、宇宙人との戦争と考えると、
アメリカ人的な話で終わってしまう。
最初、私は、そう思っていた。

しかし、ダコタが見た川に、たくさんの死体が流れてきたり、
人々が、避難する姿を見ると、これは、第二次世界大戦の時の
ユダヤ人のたどった悲惨な話のようだった。

広島に言及するあたりを見ると、そう思っていた私の考えは、
正解だと判った。

軽いSFではなくて、親子の愛情や人間同士のおろかな戦争などを、
織り込んだ作品なのだ。

しかし、ボストンで待つママは、無傷だし、息子は無事だった。
まあ、この辺を突っ込むと、ハッピーエンドが受けるアメリカ映画の良さが
なくなるので、やめます。

ダコタの演技力は、すごい物があるけれど、
子役から、上手く大人になれるようにと願っている次第だ。





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by sea1900 | 2005-07-26 22:24 | 映画