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海の上のピアニスト

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『地下水道』

 


<ポーランドの町>
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'44年、ソ連軍の進軍近しと判断したロンドンの亡命政府の指令で敢行されたワルシャワ蜂起。しかし20万もの犠牲を出す壊滅的打撃を受け、レジスタンスたちは地下水道へと逃げ込む。物語は、ほぼ全編、その地下水道の中で出口のない、あるいはあっても出られない緊迫感を持って繰り広げられる。語られる人間ドラマもさることながら、その状況こそが当時のポーランドの姿そのものの暗示であった。脚本のスタビンスキーの実体験に基づく、衝撃的な青春の物語。'57年カンヌで審査員特別賞に輝いた。《抜粋》

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 何年も前にTVで観た.

何十人かで、地下水道を進むが、途中で逸れたりして、ばらばらになって行く。
道路のマンホールに出た男は、ナチに銃を向けられたし、助かったと思って、やっと外が見え所に出ると、そこには、鉄格子がはめられていて、出られなかったりする。

助かったのは、先導したたった数えられるだけの人数だった。

鉄格子を見て、絶望した人々、自分達しか助からなかった現実に絶望した人々と、絶望を描いている。希望をテーマにした映画は後味が良いが、絶望は、重い気分になる。これは、作品だと思っていなければ、救われなかった。
人間のドラマではあるが、第一級のサスペンスでもある。
黒白の映像が、また良かった。

勿論、すごい反戦映画なのだ。
アンジェイ・ワイダ監督の名を世界に知らしめたのはこの作品なのだ。
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by sea1900 | 2005-06-23 15:46 | 映画