ブログトップ

海の上のピアニスト

sea1900.exblog.jp

力を入れすぎないblog  それなりに暮す毎日

わかめスープ

d0063550_23445195.jpg


韓国ドラマを観ていると、わかめスープがよく出てくる。
これは、お祝いに創られるようだ。
『秋の童話』で見たわかめスープは、わかめの茎まで付いていて、しっかり噛まないと、飲み込めないようだった。
スーパーで売られているわかめには、岩手産の物もあるが、安価な物は、皆中国産なのだ。

わかめスープには思い出がある。

中学2年の夏休み、クラスメートに韓国人の友子さんがいた。d0063550_23493996.jpg
韓国人だとは、知らなかった。彼女は自分で日本人の学校を選んでいたのだが、在日韓国人の中には、心良く思わない人もいて、夏休みだけでも韓国の学校に来て、勉強しないか?と言われていたのだ。
 それで、私ともう一人のクラスメートが一緒に通う事に成った。

学校のある隣町までは、電車で20分位で近かったが、校門をくぐると、そこは、日本ではなかった。

ハングル語は、縦と横に辺とつくりのように別れていて、それを併せて、文字が出来ている。
今思っても、非常に合理的なのだ。

しかし、覚えるとなると難しい。授業は厳しかった。
今でも、覚えているのは、きゅうりをコギといい、友子はウジャ、陽子はリョンジャという事だけだ。
私達の教室から見えたのは、外でサッカーをしていた男子だった。
気迫が日本とは違い、迫力があった。
夏休み中でも、結構学校に来ているようだった。
ピアノをずうっと弾いている女子もいた。チョゴリを着た美しい子だった。
歌のテストの前には、一人一個づつ、生卵を飲むのだそうだ。・・・・・飲めない生徒もいるだろう!と、思った。
金日正(キムウルソン)の写真が何処にでも飾ってあった。

そして、金日正の為に勝つ!という思いが強くて、日本人には、よく解らないが、その気迫が凄かった。

お昼の時間になると、給食のおばさんのような人が作ってくれた、韓国の定食を頂いた。
これは、美味しくて、うれしかった。
其の中でも、ポリエチレンの厚い袋の中のわかめスープが、冷たくて、すっきりした味で、今まで飲んだ、どのわかめスープよりも美味しい思いでと成った。

あれから、友子さんは、韓国の高校へと進学した。
随分昔の話だが、私にとっては、初めて知った外国だった。

最近になって、市内に住む韓国人の奥さんに、このわかめスープの話をしたら、ご主人が偶然にも、この中学校の卒業生だったと言われた。
 そして、キムチをたくさん、頂いてきた。
[PR]
by sea1900 | 2005-06-21 23:35 | 食べる